インテリアカラーコーディネート
インテリアカラーコーディネート ~インテリアの基礎知識~




居心地の良い空間で、自分らしい暮らし。
大好きな色やデザインで、毎日がワクワクする楽しさや心がほっとするような温もり。
毎日過ごす空間だからこそ、お気に入りの色や柄に囲まれて、自分だけの理想のお部屋づくりを目指しませんか?
ここでは、インテリアカラ―に注目してカラーコーディネートをご紹介します!!

1、お部屋のインテリアスタイルを決めましょう

実用的でありながらシンプル且つ長く使える飽きのこない北欧系や木の質感やベージュ、アイボリーを基調としたナチュラルテイスト。
飾り気のない直線的なデザインでまとめたモダンスタイル。洗練された空間と上質な雰囲気、シックで落ち着いた色調でまとめられたスタイリッシュなどなどお部屋を彩るインテリアスタイルは様々です。
カーテンは、お部屋空間の大部分を占めるので、カーテンの色柄ひとつをとっても、お部屋の印象は、ずいぶん変わってきますよ。
あなたの理想のインテリアはどんなイメージですか?
自分にとって居心地の良いスタイルを見つけましょう♪♪
2、ベースカラー・メインカラー・アクセントカラーを決めましょう

インテリアにおける色の配分は、主に3つの色の種類から成り立っています。
◆ベースカラー(基調色):70%
お部屋の基本となる色。床、壁、天井の色を指します。
◆メインカラー(協調色):25%
お部屋の雰囲気を決める色。ソファーや家具、カーテンなどの色を指します。
色味のある色は、3種類までに抑えるかトーンを統一するとよいでしょう。
◆アクセントカラー(強調色):5%
いわゆる差し色で、引き締めや変化を付ける色。クッションや絵画、花や観葉植物、インテリア雑貨・小物などに使用されます。
この配分を上手に利用して、調和のとれたお部屋づくりを目指しましょう!
10色の色相環

色相環では、向かい合う色が補色(反対色)。2つ隣くらいまでが類似色相。
補色を中心に左右2つを加えた5色くらいまでが反対色相となります。
類似色相:色相環の両隣2つくらいまでの色
補色:色相環上で、対角にある向かい合った位置にある色
反対色相:補色とその両隣2つを含む5つの色
この色相環を参考にするとカラーコーディネートがまとまりやすくなります。
3、色の心理効果をカーテン選びに取り入れてみましょう

自分好みの色をやみくもに取り入れても、居心地の良い空間は成り立ちません。
かえって、まとまりのない空間になってしまいます。
せっかくなら、センスの良いカラーコーディネートでインテリアを楽しみたいですね。
インテリアにおける色が与える印象は、私たちの心理に大きく影響します。
この心理効果を上手く利用して、快適で居心地の良いお部屋づくりをしてみませんか?
赤を取り入れたインテリアの心理効果

赤は、情熱的でエネルギッシュな色です。
一般的には興奮色と呼ばれ、心拍数や体温を上げたり、時間を早く感じたりすることから、リラックスする場所より活動を促す場所に向くと言われています。
派手な赤は、お部屋の大部分を占めると落ち着かない空間に。メインカラーに使用する場合は、深みのある赤やダークな赤がおすすめです。
鮮やかな赤を取り入れたい場合は、アクセントカラーに使用するとセンスの良いインテリア空間を演出できます。
ピンクを取り入れたインテリアの心理効果

ピンクは、ロマンチックで愛や幸せ、女性らしさを象徴する色です。
女性ホルモンの分泌を促し、美肌をつくる効果があるとも言われています。
ピンク色は、穏やかで、優しく、幸福感を感じさせるような心理効果があります。
トーンの違いによって、フェミニンな空間にもポップで可愛い空間にも演出は様々です。
子供部屋にもおすすめの色です。
イエローを取り入れたインテリアの心理効果

黄色は、明るく元気で喜びやユーモアと深く関わる色でもあります。
見ているだけで、心を弾ませ、楽しい気分にさせてくれるので、コミュニケーションを円滑にしてくれる心理効果があります。
集中力を発揮させ、記憶力を高める色なので、勉強部屋にもおすすめです。
また、子供部屋で使うと、お子様がのびのび育つと言われています。
オレンジを取り入れたインテリアの心理効果

健康的で、食欲を増進させるビタミンカラーのオレンジ。
味覚と繋がりやすく、食欲喚起する色なので、ダイニングにおすすめです。
エネルギーを行動する為の活力、喜び、創造性を促す心理効果のある色です。
社交的で、親しみやすく、温かさを連想させる色なので、人が集まる場所に使うと会話が弾むと言われています。
グリーンを取り入れたインテリアの心理効果

植物を連想させる緑は、心身をリラックスさせる癒し効果があります。
緑は中間色でもあり、バランスを保つ色です。男女問わず好まれる色です。
心のバランスを保ったり、人間関係の調和を助ける心理効果があります。
自然界の色でもある緑は、落ち着きと、安定感があり目にも優しい色です。
インテリアとして、どんな空間にも合わせやすく、使い勝手の良いカラーです。
ブルーを取り入れたインテリアの心理効果

青は、知的で爽やか、クールで落ち着いた印象を与える色です。
一般的には沈静色と呼ばれ、心拍数を下げ、時間を遅く感じさせるので、体感温度も下げる心理効果があります。
精神を安定させて、気持ちを落ち着かせてくれるので、寝室や作業部屋、勉強部屋などの集中力を高め、効率を上げたい場所にもおすすめです。
パープルを取り入れたインテリアの心理効果

紫には、赤(活動的)+青(冷静さ)の両方を含み、バランスを取り持ってくれるヒーリングカラーです。
紫は、心を落ち着かせてくれる効果があり、穏やかな気持ちにさせてくれます。
一般的には、高級感やモダンな雰囲気を作り出すのによく使われます。使い方によってはとても洗練された空間になります。
白と黒を取り入れたインテリアの心理効果

光を反射する最も明るい白は、暗い色を引き立てます。
白は、信頼感や清潔感といったクリーンなイメージを与える心理効果があります。
白は空間を広く見せる効果もあるので、家具との組み合わせ次第で、開放感のある空間を演出できます。
窓から差し込む光によって白でまとめられた空間が照らされ、爽やかさと清潔感をもたらします。
黒は、引き締め効果や高級感を与える心理効果があります。
柔らかな色と組み合わせるとシックな印象に。濃い色と合わせると重厚な雰囲気に。
茶色を取り入れたインテリアの心理効果

大地や樹木の色でもあるブラウンは、安定感と安心感のある色なので、おおらかな気持ちにさせる心理効果があります。
親しみやすいナチュラルカラーは、ウッド家具や床とも調和しやすく、コントラストをつければモダンなイメージになります。
しっかり大地に足をつけた印象のアースカラーは、色が深ければより安定した、重厚なイメージをもたらします。
