カーテンのお洗濯・メンテナンス方法について♪

こんにちは、高津店です。

5月らしい晴れ間も見え、爽やかな陽気が続いていますね。

と言いつつ、こんなご時世ですので遠出することができないのが辛いです…(´;ω;`)

そのため休みの日を利用して、スパイスからカレーを作ることにハマっています。

スパイスからというと、材料を揃えるところから大変だな…と感じますね。

そこで、あのタモリさんが考案した、使用するスパイスを極力まで少なくして作ることのできる

「タモリカレー」と呼ばれるカレーを作ってみました。

使うスパイスはターメリック、クミン、コリアンダーのみ。

ベースはインデラ缶カレー粉を使用しますが、上記3つのスパイスだけで本格的な味になるのです。

皆さんもお時間あるときに是非。

 


さて、私たちカーテンファクトリーのスタッフには、入社してまず初めに取得を目指す資格があります。

それが日本インテリアファブリックス協会の「窓装飾プランナー」というもの。

皆様がご存じの「インテリアコーディネーター」とはまた別の資格で、

特に「窓周り」へフォーカスした資格のなのです。

「窓周り」と一口で言っても、この膨大な内容!?と驚くほど、その範囲は多岐にわたります。

分野としては、カーテンやブラインド等の歴史から始まり、その構造や特性・機能について、

また消防法などの法規、引き違いや縦すべり等窓ガラスの種類、はたまた家の構造も…。

縫製の種類や生地の織り方、繊維についても学びます!盛りだくさんなのです。

無事取得した今でも、テキストを開くと日々勉強しなければ…と思うほど(;^_^A

今年も新卒社員を含む数十名が取得を目指して勉強中です!

 

先輩社員として一緒に勉強する機会があるのですが、今回はその中から、

カーテンのお洗濯・メンテナンス方法に関してお客様にも是非知ってほしいことがありましたので、

それをお伝えさせていただきます!

 


★カーテンを洗う際には、洗濯表示を確認!

お洗濯の際に必ず確認する、「洗濯表示タグ」。

これはお洋服にもついているので言わずもがな皆様確認していただいているかと思います。

弊社のカーテンには一部リネンやコットンなど天然素材を使用したものや、

化繊の中でも水に濡れると縮みやすいレーヨンなどを使用したものはご自宅で水洗いできません。

それ以外の全体約9割以上のカーテンはご自宅で洗えるウォッシャブルです。

ウォッシャブルのものには、裾などに洗濯表示タグをおつけしております。

この絵表示を解説させていただくと、

☆上段左から

【洗濯】液温は40℃を限度とし、手洗いによる洗濯が可能

【漂白】酸素系漂白剤による漂白処理ができるが、塩素系漂白剤による漂白処理はできない

【乾燥】洗濯後のタンブル乾燥(※)はできない

※熱と共に回転(一部ゆりかご動作)させながら乾燥させる。家庭用ドラム式洗濯機に

搭載されている乾燥機能もこのタンブル乾燥に該当します。

【乾燥】日陰でのつり干し乾燥がよい

☆下段左から

【アイロン】底面温度110℃を限度として、スチームなしでアイロン仕上げ

また、弊社の商品は必ずあて布をしてください。

【商業クリーニング】石油系溶剤(蒸留温度150~210℃、引火点38℃~)での

ドライクリーニング処理ができる

【商業クリーニング】非常に弱いウェットクリーニング処理ができる

 

となります。なるほど…。


★カーテンの洗濯方法について

ご家庭にて洗濯をする際、方法として「洗濯機を使用する」「手洗いで洗う」の2択ですね。

弊社の商品は、基本的に手洗いを推奨させていただいておりますが、

レースカーテンのみ洗濯機をご使用いただいくことが可能です。

【洗濯機を使用する場合】

①埃をはらい、カーテン上部に取り付けされているフックを全部取り外します。

②一度に洗濯するカーテンは1~2枚とし、あまり多く洗濯機内に詰め込むことは避けて下さい。

③洗濯用ネットをご使用ください。(お布団用の大きい洗濯ネットがおすすめです!)

④水量は最大にします。

⑤水流は「弱」設定にします。手洗いモードがある場合には、手洗いモードを使用してください。

⑥水温は40℃以下に設定します。

⑦脱水は短時間でセットすると、しわくしゃになるのを防ぎます。30秒以内がおすすめ!

 

【手洗いの場合】

①もみ洗いは避け、押し洗いを行ってください。お風呂の浴槽で行うのがおすすめです!

②水温は40℃以下で行います。

③きれいな水ですすいでください。

④脱水機にはかけず、手や足などで一生懸命押し絞りを行ってください。

※注意※

つけ置き洗いはしないでください。特にポリエステルは汚れた水に長くつけておくと汚染します。


★カーテンの乾燥方法について

皆様はカーテン洗濯後、どのように干して乾燥させていますか?

物干し竿にお布団のようにファサッ!と広げるのも早く乾きそうですが、

おすすめはもともとカーテンがかけてあったカーテンレールに吊り、

そのまま自然乾燥させるのが最もおすすめです。

その際、ある程度押し絞りをして脱水させておいても水のしたたりが気になる場合は、

床などにいらなくなったタオルや、新聞紙を敷いておくと床も腐食しづらいです。

吊ったあとは生地全体を軽く下に引っ張りながら寸法を合わせ、生地全体を

軽く手でたたくとシワが伸びます。

また、屋外にて干す場合は陰干しをお願いします(^^)/


★ほかにもこんなことが!

【レースカーテンを使用して数年経過後、お洗濯などをきっかけに生地が裂けてしまった…】

カーテンは布製品のため、特に昼夜問わず引きっぱなしのレースカーテンは紫外線などで

徐々に傷み、数年後に生地が裂けてしまうことも。これは日当たりのいいお部屋の窓によくあります。

また、空気中のほこり・たばこのヤニ・キッチンからの煙などの汚れが生地に付着した状態で

紫外線が当たり、繊維の劣化が早まることも要因のひとつ。経年によりある程度は避けられない

現象ですが、メンテナンス不足により劣化がより進みやすくなります。

⇒防ぐには?

使用条件をふまえつつ、ウォッシャブル生地であればさきほどの洗濯表示や洗濯方法に従い、

洗濯をすることがおすすめです。また、日常的にこまめにほこりを払うなどメンテナンスを

すると劣化の進行度をゆるやかにすることができます。

 

【ウォッシャブルのカーテンなのに洗濯をしたら縮んでしまった…】

主にタンブル乾燥(ご家庭のドラム式洗濯機の乾燥機能など)や、あて布をせず高温でのアイロンがけが

原因で、カーテンの縮みが生じることがあります。ウォッシャブル仕様であっても、

タンブル乾燥はできません。また、アイロンがけは洗濯表示を確認し、適した温度で、

また必ずあて布をしてかけてください。

⇒洗濯以外では?

カーテンの近くに暖房器具など直接温風が生地にあたるような場合でも、カーテンが

縮んでしまう環境になっている可能性があります。暖房器具との位置関係にも注目してみてください。


 

カーテンはお洋服と違って大きくて重たいため、日常的に洗う頻度が少なく、少し億劫ですよね(;’∀’)

しかし、日常的にほこりを払うだけでも、十分カーテンを長持ちさせるメンテナンスになります!

年に1~2度のお洗濯でも、確認・洗濯方法をわかっていれば迷わないと思いますので、

是非参考にしてみてください♪

 

高津店☆彡

 

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