【施工部Q&A】vol.3
こんにちわ、施工部です。
今回も施工部Q&Aを書いていきたいと思います。
今回のお題はズバリ「ドライバー」です!
カーテンレールなどの取り付けで必須の道具ですね。
手で回すドライバー、電動ドリルドライバー、インパクトドライバーなどなど。
ちょっとした締め付けには手回しドライバーで済みますが、カーテンレールの取り付けや家具の取り付けになってくると、手回しでは体力的にすぐバテてしまうでしょう。そんなときは電動ドライバー以上があると便利ですね。
(ホームセンター等で激安の電動ドライバーが売っていたりしますが、今回はちゃんとしたメーカーを使った上でのお話をしています。)
そもそも電動ドライバーとインパクトドライバーって何が違うの?と思っている方も多いはず。簡単に言うと…
電動ドライバー → 回転
インパクトドライバー → 回転+打撃
という大きな違いがあります。インパクトは回転しつつ衝撃も加えてより強く締め付けられるということですね。
家庭用で使うなら、電動ドライバーで十分だと思います。
また、細かい作業やデリケートな物を扱うときにもオススメです。
電動ドライバーにはクラッチ機能といって、締め付け過ぎない機能が備わっていますので、トルク※で強ささえ決めてしまえば、あとはトリガーを引くだけなので簡単です。
※トルク=締め付ける強さが調節できる部分
堅い材質や、長いネジをしっかり打つときはインパクトが必要になってくるでしょう。
ですが、インパクトにはクラッチ機能が無いため、ネジを打ち込む深さはトリガーを引く強さで調節しなくてはなりません。トリガーを引き続ければどんどん深くネジが入ってしまいます。また、強く締めすぎて物を壊してしまったり、ブレてネジからインパクトが外れ、怪我をしてしまったり壁・床を傷つけてしまったりと、注意が必要です。便利ですが使用するには技術が必要なんですね。
ビスを打つときのコツ!
どちらを使うときも共通ですが、打つ面に対して垂直に打つことです。
簡単なようですが、これが難しい。少しでも角度が付くと、ビスが外れたり安定して打ち込むことが出来ません。
上に向かって打つ、横に向かって打つ、下に向かって打つ、斜めに向かって打つ、全てにおいて打つ面に垂直になるように心掛けましょう。
そして、しっかりと力強く力任せドライバーを支えましょう。
打ち込む場所に千枚通し(針)などで下穴を開けておくと、ビスも入りやすくなりますね。電動ドライバーで打ち込む作業は豪快に見えますが、意外と繊細な力加減が必要なんです。
夏休みシーズンということもあり、自由工作などでドライバーを使用することも多いのでは?
ホームセンターによっては電動ドライバーがレンタルで借りれたり、最近ではネットでレンタルできたりと高価な電動ドライバーが手軽に触れるようになってきていますので、気になる方は調べてみてはいかがでしょうか🎵
(※弊社では道具のレンタルはやっておりません。)
正しくケガせず、便利に使用できるのが一番ですね!
「ドライバー使うのなんか楽勝だろ」といった過信はやめましょう。
お子さんと一緒に使用するときも、大人の方が目を離さず必ず補助してあげてください。誤った使いかたをすると大ケガに繋がります。安全に使用することを心掛けましょう。
それではまた次回!