2018年冬のトレンドカラーはカーキ×ホワイト
空が高くなり風が冷たく感じはじめ、いよいよ冬の到来です。
2018年の冬は、平成最後の冬ですね。
この30年間振り返ると、いろいろな発展やニュースがありました。
でも変わらないのは四季。
どんなに時代が変わっても、季節は必ずめぐってきます。
今年最後のトレンドカラーは、いつの時代にもそっと愛され続けてきたアースカラーからのご提案です。
2018年冬の
トレンドカラーは
カーキ×ホワイト
「カーキ色」というと、どんな色を思い浮かべますか。
人により、黄土色っぽい色やオリーブグリーンっぽい色や、またはグレーに近い色を想像されるかと思います。
実は、「カーキ色」にははっきりとした定義はありません。
カーキとはもともと、インドの土埃を意味する言葉が由来だったそうですが、ミリタリー系のカモフラージュに、この土埃色を採用しカーキ色としたため、国によってはくすんだ黄土色のようなカーキや、オリーブグリーンのようなカーキ、とさまざまなカーキが派生してしまったそうです。
今日では、カーキはアースカラー全般を指します。なので、カーキと聞いて皆さまが思い浮かべる色がそれぞれでも、実はすべて正解です。
そのカーキ色ですが、これまではマニッシュなイメージやアウトドアカジュアルなイメージも強かったかと思います。
色の印象も、人によっては「渋い、かっこいい」あるいは「地味な感じ」とそれぞれです。
カーキ色のくすんだ色が、使いこんでこそ味わいが深まる、そんな印象だからこそです。
インテリアのトレンドも、昨今ではアンティークやシャビーシック、ビンテージ感などの大切に使いからこそ深まった味わいや風格、雰囲気がクローズアップされてきました。
家具や床の色も、おしゃれなラスティテイストが増えてきました。
古き良き家具や雑貨、そして重厚なのにどこか軽い抜け感が今年のトレンドです。
今年の冬は、カーキ色に白をプラス。
差し色としての白ではなく、あえて白で抜くようなイメージです。
冬の大地に真っ白な雪を降らせたように、カーキ×ホワイトでつくるシックなカラーコンビネーションをご提案します。